利用企業に対して、障害者雇用のための貸し農園と運営・管理ノウハウ等を提供する農園型障害者雇用の事業(以下、「農園型」という。)は、最近急激に拡大していますが、障害者雇用の理念から外れた雇用率を達成するためだけの雇用ではないかといった、否定的な見解もあります。
このため、農園型障害者雇用問題研究会を設けて、農園型の考え方や障害者就労の場としてのメリット・デメリットについて、良好な障害者就労機会の提供という観点から整理を行ってきました。1月23日(火)の第4回研究会の議論を経て、社会や企業に対する啓発、提言等を内容とする報告書を取りまとめました。