一般社団法人 日本農福連携協会は、全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)及び一般社団法人 JA共済総合研究所(JA共済総研)と、相互の連携・協力を通じて、農福連携による地域・農業の持続的発展に向けた支援の取組みを実施するため、2023年4月1日(土)、「農福連携に関する包括連携協定」を締結しましたので、お知らせします。
1 概要
JA共済連は、「保障の提供」と「地域貢献活動」を通じて、組合員・地域住民の皆様が豊かで安心して暮らすことのできる地域社会づくりをめざしてきました。
特に「地域貢献活動」においては、これまでも「健康で豊かな生活への貢献」として、静岡県にある中伊豆リハビリテーションセンターと大分県にある別府リハビリテーションセンターを開設して、障害者の社会復帰支援を目的に、就労支援を既に50年にわたり実践しています。また、「地域・農業活性化に向けた自己改革の取組み」として、介護予防教室の開催や新規就農・労働力不足への支援等、様々な活動を展開してきました。
また、JA共済総研は、農山漁村地域における住民の生活の安定及び福祉の向上に寄与することを目的とする調査研究を行っています。
JA共済連及びJA共済総研と一般社団法人 日本農福連携協会が有するノウハウ等を一層活用し、障害者の社会参加を通じた地域・農業の活性化と持続的発展、障害者が安心して働くことができる環境の実現と、農業労働力不足の解消に向け、農福連携を支援していきます。
2 連携内容
(1)農福連携の全国的な展開と定着に関すること
(2)農福連携の実態の把握と分析に関すること
(3)農福連携に伴う農作業の安全・安心に関すること 等
以下の通りプレスリリースを配信しています。
https://www.jkri.or.jp/newsrelease/202304/kyoutei.pdf
「農福連携に関する包括連携協定」締結式の様子